債務整理は知識と行動を
借金の問題に対して、どう対処するかは人によって違います。
たとえば、頭でっかちタイプの人は、ネットや本で借金について調べまくってどう対処するのがいいのかっていう情報をまず集めまくります。
でも、いざ行動となるとあんまり大きな行動が取れないままに日々が過ぎていくとか。
行動派の人は、借金の問題を相談しにいったりとかします。債務整理した方がいいポジションの人もいらっしゃるとは思いますが、今の弁護士、司法書士事務所の債務整理どんどんした方がいいですよ的な広告を見て、相談しに行って、自分の意志と関係なく向こうの金儲けで債務整理するのってなんかちょっと違うんじゃないかなって私は思います。
借金が返せないような状況に陥ってしまった場合で(失業とか)、どんどん時間が過ぎて、追い詰められたなら、仕方のない場合もあると思います。そういう場合には、債務整理がどんなものかを調べて、その上で相談にいくのがいいと思います。
何も知らないままで、何かのサービスを頼むみたいに債務整理をしたのでは、自分がなぜそうなっていってしまったのかという事について振り返る機会がなくなっていってしまうと思います。
自分で債務整理の手続きができる位の気概があればいいのですが、そういう人って結構少ないと思います。本当、あまり普段関わりがない人が裁判所に行くのってすごく勇気いることだと思いますし。
結局債務整理するのって、えいやぁ!っていう勢いも必要だと思います。
でも何も知らないままやるのは、ちょっと違うんじゃないかなって、思います。
自分はどんな手続きを依頼するのか、
・任意整理
・特定調停
・個人再生
・自己破産
どういう注意点があるのか。借金の清算2
任意整理を弁護士or司法書士に依頼する場合、全ての借入先を一気に
整理する必要があります。あそこだけには世話になったからと1社だけ整理しないと、
任意整理手続きが終わった後にその業者の支払いが遅れてしまっては
もう一度整理費用を払わなければならない羽目になる場合があるからです。
任意整理にかかる弁護士or司法書士費用は整理する借金総額の5%~10%が相場です。
そのデメリットは何か。
たとえば、自己破産では返済金額が全くなくなるのに対して、個人再生では大半を免除されるとはいえ、3年は返済が必要になるとか、そういうメリットデメリットを調べて、自分にはどういう方法がいいのかを選ぶ必要があります。
債務整理は、調べて、それから依頼するなり自分でやるのがいいと思います。
知識と行動、両方ともが大切だと思います。
借金で困っても命まで取られるわけではありません。まずいポジションだと思う人は積極的に債務整理について調べてみられるのがいいと思います。
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