ポジティブ第一!精神面のコントロールはやっぱり大切です
まずは借金返済をしようと思ったら、自分自身の収支を計算する必要があります。
給料日に給料明細の金額を見て生活費の計算をする時間を作るのです。
自身の生活費を割り出そう!
手取りの全体額からまずは決まった支払いをしていき、残った額が1カ月の食費や雑費・その他になります。
食費に割り当てられるぶんが1万円しかなければ、食費に関しては1カ月1万円で暮らさなければならないわけです。
借金を抱える人にとってまず確保すべきなのは、その月の借金返済分です。
借金の返済額は家の家賃の支払いや公共料金の支払いと同じようなもので、まあ、固定出費に近いもの、と考えるといいです。
借金の存在を柔らかくする魔法の言葉、ローン
家を買ったらローン、車を買ったらローン。
今はケータイ電話も本体価格がありえないくらい高くなっていて、ローンを組むのが当たり前です。
クレジットカード払いで、買い物の時に後払いをすることも普通になってきました。
世の中、ローンを使っている人はたくさんいます。だからカードローンもそんなに深く考えないことです。
考えすぎると精神的な負担になりますからね。
少し前まではローンと言う言葉にも、あからさまな負債のように感じていましたが、ケータイ電話購入の支払い方法が基本ローンになってから、負債感は薄れてきました。
でもローンってしょせんは借金と同じようなものですよ?
それでもローンで買い物することは悪いことではないし、ローンで買物をする人は悪い人ではありません。
ダメじゃないですよね。
ローンを組まなきゃ買えないようでは人間として終わっているとは、あまり思われたりしないと思います。
それが借金と言う言葉を直接使うから、一気に借金を抱えている駄目な人みたいな雰囲気になってしまう。
借金を借金と言わずに、借金ではなくローンの返済と思うようにしてみれば、聞こえが良くなるし自分も精神的にちょっと気分が変わるかもしれません。
まぁ、こういう事って、借金している時に、精神を保つ為の工夫みたいなものです。
今回お話ししたローンっていう風に、借金っていうキーワードをボカして考えるっていう事もそうなんですけど、借金している時って、いかに疲れないようにするか、借金がない時と同じようなクオリティの時間を過ごせるかを考える事が大事です。
借金がある人は何をするのがいい?
時間を大切にして自己研鑽(料理など)をするのがいいです
私は、自分自身を磨く時間にするのがいいと思います。
勉強や、体を鍛えたりするのがいいのではないかと。
お金を使ってやる遊びや行動ではなく、時間と取り組もうという気持ちさえあればできる、自己の研鑽に時間を投資していくのがいいと思います。
借金を作ってしまうと、(当たり前の事ですが)その借金を返すまでの間は働かなくてはなりません。働くのだけれども、(実質的に)使えるお金が発生しない状態が続いていきます。
借金を返すまでの期間、これはあなたが借金する時に予想していたよりもずっと長い時間がかかってしまいます。
何もしていなければ、ただお金がなく、他人と比べてミジメな気持ちに押しつぶされそうになってしまう時間になってしまいガチだと、私は思うのです。
ですが、そういう時間も、自分の心掛け次第で大切に活用できる時間です。借金がある間は、時間という資産に注目し、時間を大切にしようという心構えを持つのがいいと思うのです。
勤め人をしている以上、仕事をして入ってくるお金は決まってる事になります。
いかに勤務が終わってからの自由時間で見えない資産を積み上げるか?
借金がある間は、自分を研鑽し、見えない資産を積み上げていくのがいいと思います。
どうやって自分を研鑽するか?
たとえば料理を作る。
それも真剣に作ります。
↑私が自炊で作ったパスタです。
レシピを見て研究し、材料をそろえて、本当においしいものを作ろうと何度も同じ料理に挑戦してみる、とか。
この料理っていうのは、ホント自己研鑽でもあり、節約にもつながるので、借金がある人には、ホントいいと思います。やる事としてはピッタリかと。(実家住まいの方でも料理をすれば喜ばれると思いますし)…。
自分で料理を作ってみるっていうのは、自炊(=節約)+自己研鑽ですから。これはやらない手はないんじゃないかと。
たくさん働いて、無駄遣いもせず、自炊して、勉強する。
勉強もちょっと料理と似ていると思うんですね。
作ってみて、間違ってみて、初めて成績が上がっていくといいますか。
まずやってみる、間違ったら答えを見て反省して、また挑戦してみる。
そういうのの繰り返しでおいしくなっていくのだと思いますから。
また、ちょっと話変わって勉強の事なんですけど、借金している時こそ、いろんなジャンルの勉強に取り組んでいくのがいいと思います。自分が進んでいきたい職業で役に立つ分野の勉強っていうのがあると思います。
それがあると出世に役立つとか、そもそも、その資格がないとその仕事に就けないっていう資格もあります。(例、建築士とか、司法書士とか)
そういう仕事の為の資格って何かないか?
とか、
今までの自分の趣向性から考えて、こういう仕事が向いてそうだから、今のうちにこの系統の勉強をしていこうかとか。勉強の題材って、自分がから求めていけば、結構見つかるものだと思います。
自炊して、勉強もして…そんな生活の流れを作れれば、借金がない人に比べても全然遜色なく、有意義に人生を進めている状態になってくると思います。
時間を大切にして自己研鑽をしていきましょう。
…まぁでもホントにおいしいものが食べたいから料理したりするもんですから、あんまり勉強だ!とか堅苦しく考えない方がいいような気もしますね…。
前向きに借金と付き合っていこう!
何枚もクレジットカードを持って、どんどんカードで買い物する、先の事を考えずに生活していると後で、またそれを埋める為に借金して、借金が増えるばっかりの人がいます。
でも、世の中にはそれとは全く逆で、将来の不安からお金を貯めまくって、ずっと暗い生活を送り、気がついたら人生をエンジョイするお金の使い方を知らない人もいます。(こういう人は稼いでいくっていう事に楽しみを覚え、お金を使うっていう楽しみを知ろうとしてないのかもしれませんね。)
お金と安定した関係を作る、これが大切です。
もしかしたら、クレジットカードを何枚も持って、どんどん買い物している人も、ちゃんとコントロールできているのかもしれません。お金というのは、資産の把握と使い方、ですからね。
私は、お金は人生を満足いくものにする為に必要不可欠なものだと思っています。
そして、借金があると、そのお金が使えません。うまくストレスを解消する為の必要最低限のお金も削らなければならなくなってしまったりします。
だから、できるだけ早く借金を返してしまって、その上で、自分自身が何で満足するのかを知り、好きな事をしていくのが大事なのです。
何が自分の人生を豊かにするのか、それを考えてみる必要があります。
無意識のうちに繰り返している浪費…悪い習慣を断ち、自分が本当に欲しいもの、自分に本当に満たされるものって何だろうと思いながら生活できるようになると、お金との安定した関係を上手に作れるようになってきます。
ストレスがあまりかからない状態で家計を管理し、借金を返していくペースが掴めるようになってくるのです。
まず、自分の価値観と夢について考えてみるとイイと思います。
価値観を持つというのは、自分の人生の中でこれをしているのが楽しい、とかこの為に生きてるんだ(大げさですが)と言えるものは何か、それをはっきりさせる事です。
借金のあるなしに関わらず、価値観をしっかり持っている人は、充実した人生を送る事ができます。
特に借金がある人は、限られたお金を、適正に使っていかなくてはなりません。自分は何がしたいのか、何をしている時が楽しいと思えるのか、こういう自分自身の対話が大事だと思います。
例えばゲームが好き、なら、他の人から見ればゲームは無駄な支出に見えたとしても、自分はゲームしてればストレス解消になるんだからゲームすればいいんです。
本当は、全部借金の返済に回すのが一番いいです。でも、返済の時間っていうのは、半年~数年かかるものです。きっと初めて借金した人が思う期間の数倍の年月がかかります。
長く借金と付き合っていく事の出来るスタンスを早いうちにつくる事が、よりよい借金とのつきあい方だと私は思います。
他にも、自分の将来の夢の為に、投資的なお金の使い方もあります。
私自身は借金している時は外食はできるだけ控えた方がいいと唱えていますが、
これを読んでおられる方の中には、例えば自分はいつか飲食店をやりたいから、外食をして勉強するんだ、という方もいらっしゃる事でしょう。それはそれでいいと思います。
自分なりのお金の使い方、自分なりのお金とのつきあい方を考えてみて下さい。