実家に帰って家賃をカットする
借金があるのは秘密で、ちゃっかり実家に帰って家賃をカットする…有効な手です。
まぁ、借金に困ったからと言って実家に帰るのは、非常に帰りにくいです。
アパートなどの貸家に住んで家賃を払っている場合、借金返済のためには本当なら実家に帰ったりして家賃をカットすることができれば、そのぶんを丸ごと返済に回せるわけですよね。
でも借金は他人にも家族にも言いにくいものです。
他人にはバカにされたりミジメな気持ちになったりするのが嫌で言えません。
親には叱られるのが嫌でなかなか言えません。
当たり前です。
借金を作って生活に困ったから帰って来たなんて言ったら、親に泣かれるか殴られるか、何をされるか…。
開き直って事情を言って無理やり帰れれば良いですが、帰った後は確実に肩身の狭い思いをします。
とんでもない子どもだと罵られ、馬鹿な奴だとバカにされ、一体どうする気なのかと説教され。
たぶん親は「つらかったね」「大変だったね」とか優しいいたわりの言葉は掛けてくれないですよ。
借金の理由によって違うかもしれませんが、友達の保証人になっちゃったとか。
だけど、そうだとしても説教からは逃げられないと思います。
言われなくても分かっていて、ただでさえミジメな気持ちで実家に出戻って更に、家族の心ない小言にミジメさを増幅させられるのがオチです。
そこで、借金返済のために家賃をなくしたくて実家に帰りたいなら、やっぱり借金のことは秘密にした方が無難だと思います。
今の職場に実家からでも通える距離だったら、適当な理由「ひとりが寂しくなった」「自炊に疲れた」「体の調子を崩しやすくなった」とか、ひとり暮らしに限界を感じた風なことを言って、アパートを引き払って実家に帰りましょう。
そして今まで通り働きながら、浮いた家賃分ですかさず借金の繰り上げ返済です。
1~2万は残し生活費として、家に入れる誠意を見せておくことは必要かも。
支払いを滞納すると、取り立ての電話や訪問があると家族にばれるので、必ずキッチリ支払いを怠らないように注意しましょうね。
さすがに実家には帰りたくない!という人でも、住居費は考え直してみた方がいい
家賃は給料の三分の一が妥当だといわれています。
借金返済をしている人で、家賃の高いところに住んでいる人はいないでしょうか。
借金の額が大きいと長期的に借金と戦っていくことになりますから、思い切って引っ越ししたほうが後々楽になると思いますよ。
敷金礼金無しのところを選べば初期費用もそこまでかかりません。
家賃を安くすることは基本的に無理なので、どう頑張っても削ることができないですよね。
最近は安い引っ越し業者も増えてきましたから、一人暮らしであれば五万円以内で引っ越しすることも可能です。
引っ越しする場所は仕事場の近くでも良いですし、費用を抑えたければ今住んでいるところの近くが良いと思います。
知り合いの方に手伝ってもらえば業者に頼まなくても引っ越しできますからね。
家賃を一万削れると大きい
借金返済をするなら削れるところは削っておきましょう。もしあなたが1万安い家賃のところでも耐えれる、しかも職場から近くなる、という風にメリットを感じられるなら引越しを考えるのも手です。
家賃を一万削れただけでもだいぶ生活に余裕ができますよね。
まぁ、家賃だけではなく借金を減らしていくには生活費はもちろん節約していく必要があります。ひとつの要素だけではなく、たくさんの支出を見直す事で早く完済できるようになります。
家賃ほど痛い出費はありません。一度住み始めてしまうと削りようがなく、毎月固定で引き落とされてしまうからです。なんとか家賃・賃貸料を安くできる方法がないか調べてみました。
便利なところ程賃料は上がります。新しく引越しするのにも”敷金、礼金”(←これらは家賃の3倍~5倍)といった負担がかかってきます。引越しの回数が増えれば増えるほど損です。また家賃が高いところに長いこと住めば住むほど損です。参考文献(お金 最強の法則 青春出版社)
住宅公団、自治体が運営する団地は基本的には敷金、礼金が無料です(…ただし3ヶ月必要なとこもあるようです。)
市町村営住宅…一般の市営住宅と、老人障害者、母子家庭、低所得者を対象とする特定目的住宅があります。市町村特定公共賃貸住宅…特定公共賃貸住宅は中クラスの所得の方向けに自治体が提供している住宅です。
それほど威力はないですが普通の物件より割安です。
市町村営住宅問い合わせ先一覧(京都府の場合です。実際の電話番号がのってます。)
都道府県営住宅…一般の道営住宅と母子家庭、障害者向けの住宅があります。公団住宅…都市公団と地域公団を統合した独立行政法人都市再生機構や都市基盤整備公団が運営している住宅です。
公社住宅…東京都住宅供給公社のような自治体系の公社が建設管理する住宅です。政令指定都市に多くあります。
また、一般の物件でも東京や大阪といった大都市圏では礼金無料を売りにする賃貸マンションが多くなってきています。長く空いている物件ほど値段交渉もしやすくなりますので、チェックしておくとあとの交渉で役に立つでしょう。
住む場所を探すのはとにかく根気と時間がかかります。ですが、掘り出し物を見つける事ができれば新しい生活の可能性も出てくるので、たまには気分転換に不動産物件を見て回られてはいかがでしょうか。
成功すれば7万の家賃を3万にするとかできるケースもありますので、アンテナを高くしておかれるとすごくおいしい物件を見つけれるかもしれません。
目的は繰り上げ返済
毎月繰り上げ返済していけば借金がどんどん減っていきます。
借金を完済した後も、節約術は役に立つ
返済生活をしているうちに節約を身につけておけば、借金返済した後にも役に立つので節約は無駄な知識にはなりません。家賃を削る事だけにこだわらずに満遍なく節約の方法を考えていってください。
どちらかというと引越し代金まで支払って家賃を削るという方法は大技です。
大技にこだわるよりももっとできる事から節約していくのがいいですね。
借金がある生活は何かと不安ですのでできる節約からやって、前に進んでいる実感を得ることをまず考えていきましょう。
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