どうしても借金が減らないなら債務整理を
三つの仕事を掛け持ちしても借金は減らず
三つの仕事を掛け持ちして、いくらがんばっても借金は減らず、先々真っ暗です。ここ二週間は毎日、死ぬことばかり考えています。
しかし、子どもに迷惑がかかると思い、死ぬこともできません。弁護士費用もありません。
このような私でも助かる道があったら、教えてください
絶望感に打ちひしがれた五十代の女性から、こんな手紙が届きました。
その手紙には、律儀にも返信用の八十円切手が同封されていました。電話代さえ切り詰めなくてはならない生活のなかで、ここまでの配慮ができるのですから、彼女がいかに実直な性格であるかがわかるというものです。
相談を受けたとき、彼女は多数の借金をしていました。
正確に借金のきっかけは、夫の仕事が長続きせず、生活費に困ったこと。ただ彼女は、そのことを夫に言えないまま、離婚に至ってしまいます。その後も借金生活は続き、私のところに相談に来たときは返済額が月十三万円ほどに上っていました。
それでも彼女は、深夜勤務を含む三つのパートを掛け持ちして懸命に働き、一人でがんばっていたのです。日々の生活費は多い日で二百円、少ない日だと百円。お給料日には何をおいても十キロの米を買い、食料だけは確保していたといいます。
返済の取り立てに怯えながら、かろうじて食いつなぐその生活は、なんと六年にもおよんでいました。
まず、このケースの場合は過払い金が発生していますから、債務整理を扱っている法律相談事務所に電話して、こんな風に借り入れをしてきたのだけれども、債務整理をした場合、どういう風になるのか?という事を聞いてみられるのがいいです。
全国対応している債務整理の法律事務所の手数料比較
横にスライドできます。
事務所名 | 費用比較 | 任意整理 着手金 | 任意整理 基本報酬 | 過払い金 | 過払い 基本報酬 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() | 3万円 | 2万円 | 0円 | 返還金の 20% | ・全国対応相談は無料! | |
![]() | 49,800円 | 19,800円 | 0円 | 20~25% | ・相談無料 | |
![]() | 39,800円 | 19,800円 | 19,800円 | 20% | ・家族にも知られずに過払い金請求 | |
地方法律事務所 | ![]() | 39,800円 | 19,800円 | 19,800円 | 20% | ・家から近いのが利点 |
弁護士に相談し、債務整理を依頼する事に
その後、実際にこの女性は弁護士に相談し、違法な高金利を課す貸金業者(グレーゾーン金利分で貸していた業者)に対して、法的手続きを取ってもらいました。
弁護士から「受任通知」が届くと、貸金業者の取り立てはピタリとやみます。弁護士費用も、入ってくるであろう過払い金で精算してもらうようになりました。
ちなみにこの手続きの事を過払い金請求というのですが、私自身も過払い請求を行った事があります。
債務整理をした後、借金は解決に向かった
そうして取り立てから解放された彼女は、心の平安を取り戻し、数力月後には百万円以上の過払い金が振り込まれ、解決の道筋をつけることができました。
借金返済のためだけに働き、その収入がみんな消えていくつらさは、いまでも忘れません。
律儀な相談者で、債務整理をした後も、弁護士事務所を紹介した相談者に対し、手紙で御礼をしています。
紹介していただいた弁護士先生を訪れた日は、私にとって苦悶する日々と決別できた。心の命日です。
最近の手紙には、
「通勤の途中、道端に咲いている花が美しく感じられるようになりました。いまは仕事をしているのが楽しくてしかたありません」
とありました。その後も長男の結婚式の写真が届くなど、いまも折に触れて手紙をいただいています。
借金の理由は千差万別!だらしないから借金したんじゃない人もいます
借金地獄に陥ってしまう人は、だらしない人ばかりではなく、この人のようにまじめな方もいます。
彼女のように生来働き者で、何とか家族や周りに迷惑をかけずに借金の返済をしようとする人ほど、借金を雪だるま式に膨らませてしまう。そういう皮肉な現実も少なくはないのです。
債務整理の手続きを選択する基準
債務整理のどの手続きを選択するかは、手続きを委任する弁護士や司法書士と相談のうえで決定されます。
では、専門家はどのようなことを基準で手続きの種類を選択するのでしょう?
弁護士や司法書士によって違いがあり、さまざまな基準で手続きの種類を決定します。
なお、実際のケースでは、依頼する専門家との最初の相談時に決定されます。
①任意整理
- 1カ月の収支状況から、借金総額を3年程度で完済できる。
- 車や自宅など失いたくない財産がある。
- 法定利息内に引き直せば将来の分割弁済は可能な状況にある。
- 免責不許可事由があるので自己破産は無意味な場合
- 弁済原資と負債総額のバランスから判断して任意整理ができると判断できる。
②個人再生
- 1カ月の収支状況から、借金総額を3~5年程度で完済できる。
- 元本を1/5までカットすることで将来の返済が可能な状況にある
- 一定の失いたくない財産があるので自己破産をしたくない
- 免責不許可事由があるので自己破産ができない。
- 任意整理での和解交渉が成立しなかった。
③自己破産
・1カ月の収支状況から、借金総額の完済に5年以上かかる。
・返済が全く無理な状況にある。
・病気や老齢で収入を得られない状態にある。
・免責不許可事由がない
・免責不許可事由があっても裁量免責が認められる可能性が高い。
いずれにしても、債務者自身では判断の付かないことが多いので、相談の機会に債務者の状況を包み隠さず弁護士や司法書士に相談しなければなりません。
以下の法律相談所は、手続き費用が最も安く、全国に対応している法律事務所です。
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相談料無料です。
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![]() | 39,800円 | 19,800円 | 19,800円 | 20% | ・家族にも知られずに過払い金請求 | |
地方法律事務所 | ![]() | 39,800円 | 19,800円 | 19,800円 | 20% | ・家から近いのが利点 |
債務整理した場合のデメリット
債務整理すると何年ブラックリストに掲載されるのか?
信用情報というのは、情報の種類によって違いがありますが信用情報機関では5~10年、それぞれのカードローン会社のデータベースにおいてはほぼ永久に保存されています。
借金の返済に苦労した人にとっては、なんとも我慢のならないことかもしれませんが、仕方がありません。
以下、それぞれの信用上場機関にどのような情報がどれだけの期間登録されているかを紹介します。
次ページは債務整理するかしないかです。
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