借金返済の生活 その2

返済の生活

シロウが借金道を通じて最もいいたい事の一つは支出を考え直して欲しいという事です。

支出が増えて、借入金額が増えれば、借りにくくなります。借入件数が増えれば、もっと借りにくくなります。

貸し手達はそれぞれ独自に審査基準を持っています。これ以上の金額になれば、貸し倒れリスクが高くなる、これ以上の件数になれば、この先どうなるかを知っています。

貸し手(=消費者金融、カードローン会社)はビジネスとして長年、たくさんの人にお金を貸しているので、借金の本質を知っています。こういう状況になったらこの人は返せなくなって債務整理にいくようになりそうだ、とか、この人はちゃんと返してくる人だって、ある程度わかるのです。借金っていうものはある程度科学できるものなのです。

貸し手にはこれ以上貸したら、この人には貸せないなっていうラインがあります。闇金を除いて、貸し出し不可ラインはどの会社にもあります。

借り手も、この貸し出し不可ラインの事を意識すべきだと私は思います。

借金を返すには、自分の普段の生活を改善する事が一番重要です。ちょっとお説教くさいですが言わせて下さい

貸し出し不可ラインを超えてしまうほど借金をする前に、普段の生活を改善して下さい。<

返済していくお金を払って、家賃を払って、生活費を払って、一ヶ月の終わりには現金を残せるよう真剣に考えて生活して下さい。

借金返済の生活を続けて、減らしていく事ができれば、この分ならオレは完済できるなっていうラインが見えてくると思います。まず最初の一か月、今月切り詰めてみて下さい。借金の返済は数字の話です。淡々と返済を進めましょう。返済の鉄則は”利息の高いトコから返済”です。

お金を残す生活をして、残ったら即繰り上げ返済です。コンビニATMで利息の高い消費者金融(もしくはキャッシングしているクレカ会社)を選択して、どんどん自分から返済していきましょう。

自宅からでもネット銀行を使って繰り上げ返済は可能です。カードの裏面にある電話連絡をして、今から○○万うち入れしますので、振込み先を教えて下さいと連絡しましょう。返そうというお客に返し先を教えてくれないトコロはないです。

自分を変えよう

削れるトコ削って返済のお金を作れるように生活を改善して下さい。

たとえば実家に帰って支払い家賃をなくす、とか(誰にでも使える技ではありませんけど)、よーく考えればあなたにだけ使える節約法があるはずです。

この実家に帰るっていうのも、誰もができる節約術ではありませんが、人によっては使える方法です。日本の住居費は世界一位です。これを削れる恵まれた状況にいる人は、まだまだ他の借金している人達と比べて甘いトコあると思います。実家にお住まいであれば切り詰めれば、結構残せるはずです。

日本は世界一物価の高い国です。当たり前ですが、買い物をするからお金がなくなるのです。

しかし、買い物を一切するなというのは無理です。シロウは試みましたが無理でした(笑)財布からお金を出す度にああ、俺はダメな人間だなぁって(笑)…でもそんな事ないんですよね。誰も買い物をしないでいれる人なんていないです(よね?)山奥で狩猟している人はまた別ですが。

日本では誰もがお金を使わずに生きるなんて不可能なんです。

借金していると、ホントお金使うのが苦痛になってきますが、どうしても支出はあります

買い物をする代わりに、お金を使ってしまう代わりに、買い物した後に必ずその買い物が、その選択が正しかったのかどうか考えて下さい。そもそもその買い物は必要だったのか、他にもっと安く買う方法がなかったのか、買ったものは長く使っていけるものなのか、どうしても必要な消耗品なのか考えてみて下さい。それがあなたの借金に対する一番の対処法だと思います。

癖分析で脱借金

借金って、癖みたいなものです。自分の生活を変えようと思わずにほったらかしにしていれば、どんどん借金が増えていってしまうという人もいらっしゃると思います。

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そういう場合は、生活がおかしくなっているのですから、まず今自分が結構ヤバイ立場にいるっていう事を自覚する必要があります。

極端に言えば、俺はもう生まれ変わる!位に考えて生活を変えていく決心をした方がいいです。
例えば、タバコ吸ってる人はタバコやめるとか。
ちなみに私は、借金(とその他諸々)でお金なくてタバコやめました。
借金道: たばこ

タバコにせよ、お酒にせよ、遊び方にせよ、使いすぎているポイントを突き止め、そこを変える事が必要になります。
原因と向き合う、という事ですね。

変わるというのは簡単ではありません。…でもお金の使い方は、変わる事で自分の生活の質に良い影響があるって頭でわかれば、変えていけると思います。タバコやめるとか、禁酒するとかは、ほんっと簡単ではないですけどね。

外食をやめるとか、そういう事ならいいと思うのです。

借金生活を抜ける為に、自分のお金の使い方を見返してみて、家計簿をつけて、思い切って悪習を絶ちましょう。

一回習慣を変える事ができれば、、習慣を続けることはそんなに難かしくありません。
借金っていう癖、外食っていう癖、タバコっていう癖、人それぞれに弱点があると思います。それを探し出して、思い切ってやめる。

すぐやめれなくても、やめようってまず思う事。これが大事だと思います。

節約の効果は、短期間でみると大きな金額ではありませんが、節約し続けるのと、悪い習慣を続けるのでは長い期間で見ると大きな差になります。

借金は長い期間取り組んで、初めて改善できていくものです。自分の癖を分析し、自分を変えていきましょう。

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生活していくのに大切なのはお金よりも…

お金、健康、気持ち…この3つのバランスをしっかりとメンテナンスしていく事が人生を豊かにする上で大切です。

どうやったら、有意義な時間をすごせるでしょうか?

借金されている方にこう言うのはなんですが、やっぱりお金は大事です。
お金…これが欠けているとかなり色んな事ができなくなります。単純に言うと行動の選択肢がしぼられてしまうという事でしょうか。これはやりたいんだけど、お金がないからできないなぁ。こういうのはお金がない時に思います。

お金がなくても人生は幸せ、とよく言われますが、(ある程度)お金があったらもっと幸せ、だと私は思います

本当にお金があれば、お金がないからできないなぁ、というのはなくなるからです。ですが、もしここで”気持ち”が高次のレベルにあれば、今は仕方がない、お金はないけれども、次のステージの為に自分を磨く事を考えよう、という事になります。

生活していくのに大切なのはお金よりも…健康です

健康に関してはお金、気持ちの土台になる位に大切な事なのではないでしょうか。病院に入院しているお金持ちの人はこう言います。

「お金なんてたくさんあっても仕方ない、健康の方が大切だ」病床にふせってからそういう風に気がつく、健康は普段は意識の下に隠れているものでその大切さを忘れてしまいがちなものだと思います。

お金の欲に飲まれてはダメ

人の欲っていうのは、底がないものです。

どこかで手を打たなければ(=満足しなければ)、いつまでたっても、もっともっと…という具合に満たされません。嫌な事があった…、ストレスが溜った…、いちいちストレス解消の為に散財していては、いつまで経っても借金は減っていきません。

今もそんなに悪くない…、この辺りで気持ち的には足りておこう、そう思いながらでないとやってらんないものだと思います。自分にとって何をするのが幸せなのか、それがわかっている人は少ないと思います。なんとなく気持ちが向くままにお金を使い、なんとなく気持ちが向くままに過ごす…、もし借金がなければそうやって暮らすのもいいと思います。

ですが、借金返済中は何かこれをやっている時は幸せだ、没頭できるっていう趣味を見つける事ができた方がいいと思います。自分が幸せかどうかは、他でもない自分が一番わかるものです。

まず、興味を持っていろんな事をやってみるのがいいでしょう。よっぽど色んな事に手を出す人でなければ、やった事がない趣味ってたくさんあると思います。例えば、ランニングとか筋トレ。これはまったくお金かからないわりに、やってみると満足感がありますし、自分自身も鍛えられ、今後の仕事にも役に立つかもしれません。

例えば、家でできるゲームとか。安い中古を買えば2千円~でも買う事ができます。釣りとか読書もいいと思います。お金がない状況でも、悪くない時間を作る事は結構できるものです。

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