借金返済の生活
無形の資産
借金のある生活は苦しく利息という金銭的負担を支払うだけでなく、長い返済期間の間、精神的にも大きな負担を支払う事になります。
借り換えして1円でも支払う利息を少なくしよう、1日でも早く借金を終わらせようと常に気持ちをはりつめて節約に努めても1年や2年で完済できるような簡単なものではありません。
うまくいかなくて当たり前
何もかもがうまくいくとは限らないものです。
いつもうまくいく事を期待する方がおかしいです。
お金はなくて当たり前。
何もできなくて当たり前。
まず初めはゼロなんだと思えば、どんな状況でも良く感じる事ができるようになると思います。
借金があっても、少ないながらも稼ぎがあれば上出来。借金がある状況で少しでも使えるお金がある事だけでも贅沢…。こんな風に考えれば、損したなんて思わずに、得したと感じれると思います。
日常的に期待しないでおく、常にゼロからの目線で、来るモノは全てプラスだと考えると楽だと思います。
借金はすぐには返せません
気持ちばっかり返そうと思っても毎月のお給料から家賃、光熱費、食費、衣服代、遊び代を引いて残ったわずかなお金だけが返済に回せるお金です。借金は1夜にして返せるものではなく、長期間生活をしながら返していくものです。
そんな長い期間を返済だけを生きる目標にしてしまうと自分が持っている無形の資産を失ってしまう事にもなりかねません。
借金があると機会を失ってしまう
ここでシロウが言う無形の資産とは異性の愛情や仲のいい友達の友情や若いうちにしかない自己啓発の為の投資機会の事です。
人には生きてく上でお金よりもずっと大切なものもあると思います。異性の愛情や、仲のいい友達との関係、また自己研鑽の為の投資は機を逃せばできないので、そういったその時しかないチャンス・時間もお金で買えない大切な資産だとシロウは思います。
例えばいいと思える異性に出会っても交際費にかかるお金を考えてしまうと思うようにアタック(笑)できなかったり、仲のいい友達に旅行に誘われても行けなかったり、もっと交友関係を広げて新しいステージで多くの人と話してみたいと思ってもできなかったりする事があります。
長い間、返す事だけを目標にして生活していたら、知らないウチにこういう無形の資産をいっぱい失ってしまっているんだろうなぁ、借金がなくてもっと自然体の自分だったら気づいてるような事を気づけなくなってしまってた事がたくさんあったんだろうなぁ、と自分の生活を振り返ってみて思います。
メリハリが大事
倹約は大切です。しかし、いっつもケチケチすのではなくケチるトコはきちっとケチる!
で、必要最低限と思われる範囲は必ず出す!そして出した後はどこか締めましょう。例えば交際費を使いすぎたなら、スーパーで安い食材を選んできて必ず家で作るようにするとかその月だけ自分に節約ポイントを言い聞かせて、贅沢とのバランスを取るようにするといいです。
何事にも大切なのはバランスです。
収入と支出のバランスをうまくとる事ができなかったのが、借金をしてしまった人の悪いところです。ご自身のお金を管理する能力をしっかり上げて上手なお金の使い方を考えてみて下さい。
また、返済にあせっても精神のバランスを崩してはいけません。借金に踊らされるのではなく、借金を受け入れて資産管理をして下さい。
そして、あなたの大切な人との関係や勉強する機会といった”無形の資産”を失ってしまわないようにメリハリをつけて限られたお金を上手に使っていくスキルを身につけて下さい。