借金地獄境界線

借金地獄境界線

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自分のポジションに合った対処法を

借金を終わらす為には法的整理がいい方法なのか?
それとも普通に借金を返していくのがいい方法なのか?

どちらも正しい方法だと思います。

しかし、人によって収入も違えば借入額も違います。

整理しなければいけないポジションにいる人が、整理せず繰上げ返済で完済を目指すのはいい方法とは思えませんし、

また反対に繰り上げ返済で返していける人が法的手段を使って整理するのもいい方法とは思えません。

自分の借入状況に合った対処法をする必要があります。

返せる範囲なら通常返済を、これ以上行くと借金地獄になるという状態なら債務整理を

考えるのがいいと思います。

では一体どこが境界線なんでしょう?

結論から言ってしまえば、借金地獄との境界線は年収の3分の1だと私は考えます。

年収の3分の1まで借金を増やしていく人というのは、何かしらの借金を増やしていく問題を抱えています。

年収の3分の1まで借りると、法規制により、もうどこも貸してくれなくなり、その後は闇金やクレジットカード現金化のような借金地獄につながっていくような法外な利息の貸し手と関わってしまう可能性が出て来るからです。

以下、具体的に年収300万の人が100万円借金した場合をシュミレーションしてみます。

少し前から年収300万時代という言葉が流行り出しました。

モデルケースとして、300万年収がある人が、100万の借金があった場合を見てみましょう。

今は総量規制で300万の年収の人は100万までしか借りれなくなっています。(但し消費者金融に限ります。銀行系はこの3分の1という規制から外れ、それ以上に借入が可能です。)

独身一人暮らしとして5万が家賃、ガス代に5千円、水道料2千円、電気代5千円、携帯代1万円、1ヶ月の食費が30,000円(1日あたりの食費1000円)としましょう。

2社から50万ずつ平均利息18%で借りていたとすれば、月間支払い利息は15,000円(100万×0.18÷12=15,000)となります。

ここまでで、必要な生活費は102,000円となります。
この中には返済の元金が含まれていません。

元金を計算します。各社とも余裕を持って5年払い(60回)で計100万を返していく返済計画だった場合、月に返済する元金は16,666円です。

先ほどの102,000円と足すと118,666円。

100万の借金をしている人が毎月必要な生活費+返済額は118,666円必要になってくる計算になります。

次は収入についてです。

年収300万の人の手取りはいくらになるか計算します。

厚生年金保険料6.979%、健康保険料4.1%、雇用保険料0.8%で(所得税、住民税はケースによって違う為省いてます)264万3,630円となりますので端数を省略してここでは264万が手取りとします。

ボーナスを月割りにして計算すると月手取りは22万円。

収入220,000-支出118,666=残り101,314円となります。

年収300万の人が300万円を消費者金融から借りてしまうと、101,314円が自由に使えるお金という事になります。

このケースでは車を持っていない場合として考えましたが、もし、車を持っている場合はガソリン代を考えただけで破綻し、保険と車検を考えるともう少しキツクなります。

もし、突発的なイベントがあってどうしても出費しなくてはいけなくなった場合は?

もし、上司に飲みに誘われたら?結構厳しくなってくると思います。

年収の3分の1。このギリギリまで行ってしまったという方、これが借金地獄境界線だと思います。

それ以上借りるなら、まともなところでは借りれなくなるからです。

闇金や、クレジットカード現金化に頼って現金を作るしかなくなります。

今、年収の3分の1までいっておらず、債務整理せずに頑張って返していける金額はの借入の人もっと自分の収入&支出を分析し、通常返済をしていくのがいいと思います。

逆に年収の3分の1までいってしまって、債務整理が必要な人が整理をせずに苦しみ続けるのは良くないです。

私は金融会社で働く前は、借金地獄っていうのは何かの例えと思ってましたが借金地獄って言葉通り、本当にそんな状況があります。

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上手な借金との付合い方

年収の3分の1付近まで借りては返しを、長く苦しみ続けるのが、一番悪い借金とのつきあい方です。

借金地獄の入り口である年収の3分の1まで借金してしまう前に、通常に返していくなら返していく、債務整理をするなら債務整理をする。

方針を決めて取り組むのがいいと思います。

自分のポジションを把握して、自分に合った借金対処法をして下さい。

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借金が多くなってきた時、どうすればいいのか?

早く債務整理した方がいい段階になってる人もいます。

ですが、そういう状況にある人ほど、債務整理をしないでなんとかしようと考え、結局問題が解決しないままに過ごしている事が多いです。

たとえば、頭でっかちタイプの人は、ネットや本で借金について調べまくってどう対処するのがいいのかっていう情報をまず集めまくります。

でも、いざ行動となるとあんまり大きな行動が取れないままに日々が過ぎていくとか。

行動派の人は、借金の問題を相談しにいったりとかします。債務整理した方がいいポジションの人もいらっしゃるとは思いますが、今の弁護士、司法書士事務所の債務整理どんどんした方がいいですよ的な広告を見て、相談しに行って、自分の意志と関係なく向こうの金儲けで債務整理するのってなんかちょっと違うんじゃないかなって私は思います。

借金が返せないような状況に陥ってしまった場合で(失業とか)、どんどん時間が過ぎて、追い詰められたなら、仕方のない場合もあると思います。そういう場合には、債務整理がどんなものかを調べて、その上で相談にいくのがいいと思います。

何も知らないままで、何かのサービスを頼むみたいに債務整理をしたのでは、自分がなぜそうなっていってしまったのかという事について振り返る機会がなくなっていってしまうと思います。

自分で債務整理の手続きができる位の気概があればいいのですが、そういう人って結構少ないと思います。本当、あまり普段関わりがない人が裁判所に行くのってすごく勇気いることだと思いますし。

結局債務整理するのって、えいやぁ!っていう勢いも必要だと思います。

返せない金額の借金をして、債務整理しないでいるとダメですよ! | 借金道より

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