借金まみれになったらどうすればいい?
所有している金銭は自由への手段であるが、追い求める金銭は隷属への手段である。
byルソー
自身とお金との関係って難かしいものですよね。
お金を持っている状態って自由だと思います。でも、お金を稼ぐ為だけに生きているのは奴隷。…この金銭の格言、結構合ってると思います。
ちょっと違うとしたら、お金を稼ぐ事を、ストレスなくできれば、自分が本当に好きな仕事をやれてれば、そんなに悪くはないのかもしれないなぁという事です。
言いにくい事を言いますが、借金がある状態というのは、自由への手段がなく、借金返済にだけ心奪われるのは、奴隷だと思います。
いかにして、借金がある今という時間を有意義な時間にするか、日々、あなたなりの工夫をしていかなければならないと思います。
借金まみれになったらどうすればいいか?
既に借金してしまった事は仕方ないです
それよりも、目標を立ててこれから何をするかを考えていった方がいいです。
絶望から立ちあがるには?
借金の問題というのは結構複雑に入り組んでしまっているケースも多々あると思います。自分の経験なのですが、借金していて一番苦しいのは”絶望してしまう事”だと思います。
うつ病は、精神的な怪我のようなものです
例えば、鬱にかなり近い状況までなってしまっている人は、普通に働こう、働かなければと思っても、なかなかそこまでの行動ができないものです。外出して無料の求人情報誌を取ってくる事すらなぜか無気力で(精神的に悪すぎて)できない…という状況に陥るケースもあります。
鬱にかなり近い状況というのは、心療内科で診断すればかなり高確率で(軽度、もしくは重度の)鬱状態と診断される事が多いと思います。
さらにそんな精神状態の上で、(失業して)何の仕事をしていいのかわからない…これを読んでくださってる人の中にもきっとそんな状況の方もいらっしゃると思います。
仕事がうまくいかない!そういう悪循環に陥ったら…
(仕事で失敗ばかり続いてクビになりそうな状況で)自分には価値がない、とセルフイメージを落とし込んでしまったり(重度の自己蔑視)、といった状況の方もいらっしゃると思います。
そんな時は心療内科に行かれるのもひとつの手です。そういった時は心理的不安定な状況が収まるまで、思い切って何もしないのも一つの手だと思います。
普通に生きてれば誰でも、調子のいい時もあれば悪い時もあると思います。
本当に精神的に強ければ、どんな状況にも耐えられるハズだとも思いますが、
人生の全部の時間で強い人なんて、本当にいるでしょうか?
私にはそうは思えません。
人生は挫折があって当たり前、いい時もあれば悪いときもある
あなたが強いと思われる人でも、それはあなたの前だけ強い人なのかもしれません。もしくはある時点から強くなった人かもしれません。この数年だけ強い人なのかもしれません。
人は儚く(はかなく)、人の強さもまた、儚いと思います。(儚いからこそ、一瞬の輝きにはものすごく価値があるともおもいますが。)
仏教の格言、人間が最初から持っている3つの悪い部分
先日、私はある仏教施設に行きました。そこで見た仏像の前にこう書かれていました。
人は初めから愚かで、貪ること、怒ること、おろかなこと、この三毒を持って生まれてきているから、仏の教えを勉強して救われるべきだ、と。
”人が最初から愚か”という点は本当にそうなんじゃないかと激しく共感します。
今まで後悔するようなあやまちを繰り返し重ねてしまった方へ思う事です。
「人は最初から愚かなんですから(今までの事は)仕方ないでしょ。忘れてこれからに生きましょう。」
今、自身に絶望されている方、精神状態が原因で働かなければならないのに働けない方に思う事です。
「そんな状況の時もあります。自分にも経験があります。(たいていの場合は)傷ついてきた時間以上に時間をかけて休みながら回復させていけば、回復は可能だと私は思います。」
絶望から立ち上がるには?
借金と同時に自身の精神状態の問題も抱えていらっしゃる方、まずは絶望から回復する方法を、自分の嬉しかった事の中から探してやってみるとかどうでしょうか?
自分が欲しい未来を紙に書き出してみるとかどうでしょうか?
精神的な復活を遂げることさえできれば、どんな借金の問題がある人でも、きっと何かできる事が見つかると思います。
借金が”今”ある人にとって、借金をしてしまった過去は変えられない事です。
…でも、シロウは思います。
本当にダメな事ばっかりでしょうか?
ダメな事しかないでしょうか?
満たされてる人からしたら、ひがみ、妬みって思われるかもですけど、満たされなかった人だからこそ、幸せを知れるって事もあると思うんです。
おなかすいた人じゃないと、食べ物の本当の価値がわからない。
寒いところにいた人じゃないと、暖かい場所の幸せさはわからない。
クソみたいな思いをした事がない人には、クソみたいな思いをしてる人を助ける事ができない。
お金の苦労って色んな事を教えてくれると思います。
尾崎豊の歌の中で、水商売をしている女性が「金が全てじゃないなんて、キレイには言えないわ」って話す歌詞があるんですが、初めて聞いた時に何か真実を含んでるようで突き刺さって、シロウは忘れられないです。
お金は、人にすごく影響を及ぼしてしまうモノ…ですよね。
まだシロウはお金って何だ!って言い切って言える程、わかっちゃいないです。けど、シロウが知る範囲で言いたい事言わせてもらいたいと思います。
私達はお金の事、しっかり管理すべきです。
いつか家が欲しいって人は家を買う為の貯金を、家買う何年も前からすべきだし、子供欲しいって人は教育の為の貯金を、子供が生まれる前からすべきだし、
豊かな老後が欲しければ経済面でその準備をしていく必要があります。
今借金ある人は、今の借金を消してから、それを目指すべきです。
過去は変えられないです、でも未来は変えていけます。
吐き気のする過去でも真剣に振り返って、よくなる方法考えて、今を生きて、未来を変えてきましょうよ!
お金のあるナシが人の優劣を決めるんじゃないし、人の価値は借金あるかないかで決まるワケないです。今痛い目を見てても変えてやりゃいいんですよ。5年や10年の人生じゃないんですから。
過去は変えられないですが、未来は変えれます。
借金まみれになると、本当に不安になるものです
それでなくとも、少額の借金でも、貯金の少ない人手さえも、長い人生では、先の事を不安に感じてしまう事ってよくある事だと思います。
お金がないと本当に不安を感じてしまいます。
普段はそんなに落ち込む事全然ない人でも何か原因があって借金する事になれば、お金の悩みを抱える事になります。
それまでお金に困ってきた方や、経験のない方ほど、もうすごい落ち込むと思います。
別に落ち込む事が悪いというわけではないと思います。
私もしょっちゅう落ち込んでますし。(^^;)落ち込む時って誰にでもあると思います。
そして、経験上思うのは借金しているとそうなる機会が多いという事です。
また、そういう落ち込んでる時に無理に明るくしようとあがくと余計精神ダメージ受けて空回りしてしまう事も多いです。
借金してるっていう状態と、借金してない状態は全然違います。
つまり借金していると落ち込みやすい、という事です。
客観的に自分の事をデリケートだと思っていた方が精神的安定を保ちやすいと思います。
自分の事をデリケートだと思っていると、精神的にマズくなってきた時に早めに休息とか入れれます。
「先の事なんて考えても仕方がない、暗くなるだけ。だから考えないようにしている。」
…と言うこの人も自分のキャパシティをどこかで判断しているのではないか、と思います。
暗い状況、希望を見出しにくい未来、そんな今なら、客観的&楽観的になる事こそが必要なのではないでしょうか。
最善尽くしてそれでもうまくいかないんなら、それはそれで仕方がない事なんじゃないでしょうか。
…でもまぁ、現実から目を逸らしてばかりっていうのもマズいです。
目標を決めて、それに合った手を打ち、それに沿っている時に借金の事を考えないようにして生活するっていうのがいいと思います。
借金完済後、こうなりたい!っていう目標を決めよう
目標を決める事はとても大切だと思いいます。
目標について、人の話を聞いて、人と自分を比べるのも参考になります。
借金がある状況では、お金の面に関して人と比べると焦ったり、惨めな気持ちになったりするのでその辺りは比べない方がいいですが、仕事のキャリアプランや、女性との付き合いでのお金の使い方とかは人の意見を聞いていった方がいいと思います。
最近友達と話をしてみて、やっぱり自分ひとりの考えで凝り固まってしまうのは良くないなと、そんな風に思いました。
他の人は何に対してがんばっているのか、どんな目標を持っているのかを聞いてみるといいかもしれません。
もしかしたら、目標を持っている人と比べて、自分の目標はあいまいなものかもしれません。
自分の目標がぼやけていれば、辛いときにどうすればいいか迷ってしまうと思います。
ただ単に借金を返したい、それだけではやる気を出すは目標としては甘いです。
自分はどんな風になりたいのか目標を考えてみるといいと思います。
借金を返してその後どんな風になりたいのか。
目標設定があるといいと思います。
借金まみれになったらどうすればいいか?
結局、借金まみれになっても、稼ぎさえあればどんな借金でも返せます。
ですので、方向性としては、一つは収入を上げて、上記のように目標設定をして頑張る事、もう一つの方向性は債務整理をして借金の額自体を減額してしまって返しやすくするのがいい方法だと思います。
債務整理については、債務整理をするか、しないかというコンテンツをご覧ください。
収入アップについては、収入アップの転職で借金している人の明日は変わる!というコンテンツをご覧ください。
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有難うございます。